私はどのタイプ? 茶色?グレー?原因は?

そもそもくすみとは透明感やうるおい、明るさがなくなってしまった状態のことを指します。
不健康に見えたり、老けた印象に見えたりしがち。
あなたはどのタイプ?
化粧をしていない状態でどれかに当てはまりますか?
✔ 顔色がグレーっぽく見える → 老化タイプ
✔ 顔色がグレーっぽく見える(つやがなく、かさつく) → 乾燥タイプ
✔ 顔色が青黒く見える(目の下にクマ) → 血行不良タイプ
✔ 顔色が茶黒っぽく見える → メラニンタイプ
✔ 顔色が黄色っぽく見える(ハリや透明感がない) → 黄色タイプ
原因によってケアを変える必要があります。
まずは自分のタイプの原因を知ろう!
種類とその原因
1.老化(顔色がグレーっぽく見えるタイプ)
本来であれば、自然とはがれて落ちるはずの古くなった老化角質が、加齢、紫外線の影響でターンオーバー(新陳代謝)が低下。
古い角質がはがれなくなり角質が厚くなり蓄積します。角質にはメラニンが含まれているので、厚く重なるとグレーがかって見えるのです。
・ケア方法
更年期(45歳〜55歳)になったら女性ホルモンが急激に減少するので、しっかり保湿をし適度な運動、栄養バランスのとれた食事、リラックスした生活をするなどでホルモンバランスを整えましょう。
2.乾燥(つやがなく、かさつきと共に顔色がグレーっぽく見えるタイプ)
カサついて毛羽立ちグレーっぽく見えます。
乾燥すると内部の水分を守ろうとして、角質層がミルフィーユのように重なります。
乾燥によって細胞が生まれ変わるサイクルが乱れ、古い角質が剥がれずにいつまでも蓄積し続けることが一番の原因です。
また乾燥しているだけでも”つや消し”状態になってしまうので、潤っている時と比べると、やはり老けて見えてしまいます。
・ケア方法
乾燥が原因のときは、何と言っても保湿することが第一です。
とりわけいつも乾燥が気になる方は常に保湿を心がけ、日中でもカサカサするようであればすぐにクリームで緩和するようにしましょう。
一瞬で艶やかになり、ターンオーバーも正常に行われて古くなった角質層もスムーズに排出できます
3.血色不良(顔色が青黒く見えるタイプ)
青黒く、暗く見えるタイプ。体調が悪く、疲れて見られがちです。
このタイプのくすみにあてはまる方は、目の下にクマができていることも多いと言われています。
主に身体の冷えによって血行が悪くなることが原因です。
睡眠不足、喫煙、便秘なども体の血流を悪化させる原因になるので、注意しましょう。
・ケア方法
血液の流れを改善することで、栄養や酸素が届きやすくなるのでくすみが明るくなります。
普段から栄養バランスの取れた食事、禁煙をすることなどで血行を促しましょう。
またストレスを溜めない、適度な運動をすることも大切なポイントです。
4.メラニン(顔色が茶黒っぽく見えるタイプ)
茶色く暗く見える原因がメラニン。
おひさまの光や洗顔の際の摩擦など刺激を受けると細胞を守るためにメラニンという色素を発生させます。
メラニンは役割を果たしたら排出されるはずなのですが、過剰に発生したり、ターンオーバーが乱れると排出されずに残ってしまいます。これが顔色を暗くする原因になるのです。
・ケア方法
外出するときは年間を通してしっかり日焼け防止をしましょう。
日焼け止めクリーム、帽子や日傘をつけるなどして効率よく光線をカットするようにすることが大切です。
5.黄ぐすみ(顔色が黄色っぽく見えるタイプ)
「カルボニル化」と「糖化」の大きく2つの原因に分けられます。
太陽光線やストレス、喫煙などが関係していることもあります。
カルボニル化による黄色
脂質(バター、マーガリン、肉など)の摂り過ぎが、主な原因です。
脂肪の分解物とたんぱく質が結びつくことで、黄色に変化させます。
糖化による黄色
糖質(白米、麺類、砂糖など)の摂り過ぎが主な原因です。
体内で処理できなかった糖がたんぱく質と結びつき、黄色に変化させます。
すべての原因に共通するケアの方法
顔色が暗く見えるのは古い角質や老廃物が溜まるから。それはターンオーバーが乱れていることが原因
古い角質のケア方法
〇オイルやゲルのクレンジングでヨゴレをしっかり落としましょう。
多すぎても少なすぎても負担がかかるので、必ず適量と使用方法を守って使ってください。
〇洗顔の方法を見直しましょう。ぬるま湯を使い、絶対にゴシゴシこすらないこと!
やさしく、たっぷりの泡で毛穴の汚れを浮き上がらせましょう。
〇古い角質を取り除く効果が高いのは、ガスールなど、「クレイ(粉末粘土)」入りの洗顔料です
〇ゴールデンタイムと言われる夜の10時〜午前2時はぐっすり眠る
〇血行を良くして酸素や栄養を送り届ける